『Happy Project』
ねぇ昭仁、今日何の日だか知ってる?
今日は私がこの世に生まれた日だよ。
でも・・・何も言ってこない。
もしかして忘れられてるのかな・・・?
:「ねぇ〜一体何なの?急にアミーズに呼び出して!!」
昭仁:「たまにはえぇじゃろ、見学♪」
:「そりゃ一般人の私にとっちゃポルノのスタジオ見学とか嬉しいけど〜でも・・・」
昭仁:「まぁそないブーブー文句言わんと見学しんさい」
:「・・・・・・・」
何なんだろ・・・不安になるじゃない。
仕事ばっかで会えないから気を使ってくれてんかな?
でも・・何か違う。
晴一:「ふぅ〜。・・・やっとわしのギター録り終わった!!」
:「あっ!晴一さん、お疲れ様です!!」
晴一:「おぉ!!ちゃんじゃん!!昭仁に強制連行されて来たんね?」
:「まぁそんなとこですかね。。」
昭仁と付き合ってるだけあって晴一さんやタマちゃんとも仲良くなれた。
2人とも凄く優しくて面白くて・・・たま〜に悪気心が芽生えちゃう。
昭仁の前で
”晴一さんならここで気を使ってくれるんだろうなぁ”とか
”タマちゃんなら私の事優しく抱きしめてくれるんだろうなぁ”とかさ。
ちよっとヤキモチやかせたくて・・・。
でも実際に言ったらちょっとどころじゃなくて昭仁はムッスリスネちゃう。
またそんな所が可愛いんだけど♪
晴一:「・・・?なん・・・?ちゃん、何笑っとるん?」
:「あ"・・え"・・・いや・・まぁ色々考えてて・・・あはははは・・・」
晴一:「何かよー分からんけど幸せそうじゃのぅ!!おっ!!タマぁ〜お疲れぇ〜」
タマ:「おっす!!」
:「お疲れ様です!!」
タマ:「あっ、ちゃんも来てたんじゃね。どうりで昭仁・・・」
晴一:「しっ!!タマっっ!!!」
タマ:「あ"っやばっ!!」
:「え?昭仁がどうかしたんですか?」
晴一&タマ:「な〜んもせんよ〜。今、歌録りがスムーズじゃって」
:「そうですか。あっ2人とも喉渇きません?私、何か買ってきますよ」
タマ:「んじゃわしコーヒー」
晴一:「わしも〜。ってお金ぐらいだすけぇ!!よろしく」
:「は〜い」
晴一:「タマ!!ちゃんにバレルじゃろう?!昭仁に怒られるとこじゃった・・・」
タマ:「スマン、スマン。でも昭仁順調なん?」
晴一:「よぉわしにも分からんけど・・まさかのぅ、あいつロマンチック型か?!」
タマ:「さぁ?わしらはほぼ雑用じゃけぇ。まぁ協力しちゃろう」
晴一:「わしらの役目は電気消すぐらい?」
タマ:「最後に”おめでとう!!”って言うぐらいじゃろ」
晴一:「あっそう・・・はぁ・・・」
まぁ、昭仁らしいと言えば昭仁らしいんじゃけど・・・わしじゃったら1人でするね。
ギターでかっこよく決めて・・・って何言うとるか分からないって?!
う〜ん・・・わしとタマは昭仁の協力者なんよね。
今日はちゃんのバースディらしぃけぇ手伝って欲しいって頼まれたんよ。
ほとんど役目ないんじゃけど。
昭仁:「よっしゃ!!今日は終わった!!」
晴一&タマ:「お疲れ〜」
昭仁:「おぅ!あれ?!は?」
タマ:「わしらのこと気使ってコーヒー買いに行った」
昭仁:「は・・・?!何しとるんよ!!はよぅ準備せんと!!」
晴一:「もぅすんの?!って帰って来たじゃん・・・」
:「タマちゃ〜ん、晴一さ〜ん!!はい、コーヒーです☆」
晴一&タマ:「サンキュッ!!」
昭仁:「、わしのも買って来て〜。わしミルクティがえぇ」
:「は?!も〜しょうがないなぁ〜行って来るよ!!」
昭仁:「よし!!晴一、タマお願い!!」
んも〜昭仁ったらちゃんと空気読んでよねっ!!
せっかくの私の誕生日なのに急にアミューズなんかに呼び出して・・・一体何考えてるんだろ・・・。
本当に忘れられてたらどうしょう・・・昭仁を信じてるつもりなのに・・・何だか不安になって来ちゃった・・・。
今日はもう・・・何もない1日になっちゃうのかなー。
昭仁はミルクティが好きだよね・・・午後ティでいっか。よし!!決めた!!
こんな暗い方向へ考えちゃダメだ!!前向きに、前向きに。
・・・ってアレ・・・?スタジオってココだよね?真っ暗・・・電気消えてるんだけど・・・もしかして皆帰っちゃったの?!えぇぇぇ〜?!
:「昭仁?!タマちゃん?!晴一さん?!」
:「・・・本当に帰っちゃったの??」
ん?!あっ!!ろうそくの火が1本ついた・・・?って誰かいるの?
晴一:「ちゃん・・」
:「きゃあぁぁぁぁ〜!?」
晴一:「そない叫ばんとってよぅ〜」
:「もう、びっくりするじゃないですか!!」
晴一:「それより君は迷子になったようじゃね?」
:「え・・・?」
晴一:「君はこの暗い部屋に迷い込んで来た1匹の子猫よ」
:「・・・子猫?」
晴一:「この罠にハマったからには帰さんけぇね?」
:「わゎ・・罠・・・?!」
タマ:「そぅ・・・罠よ」
:「きゃあぁぁぁぁ〜タマちゃん・・・」
タマ:「ぜ〜んぶ昭仁によって作り出されたプロジェクトの罠」
:「昭・・・仁・・・?!」
『パン パン パン パ〜〜ン』
スタッフ一同:「ハッピーバースデー!!才おめでとう、さん!!」
:「・・・・・・ぇ?!」
晴一&タマ:「ハッピバースデートゥユー×2ハッピバースデーディア〜ハッピバースデートゥユー♪ちゃんお誕生日おめでとう!!」
:「えぇ?!あの・・・よく分からないですがありがとうございます。凄く嬉しいです」
晴一:「はい、お誕生日ケーキ。わしとタマとスタッフからのプレゼント」
ケーキが運び出された。ろうそくもちゃんと本立ってる。
:「わぁぁぁ!!ありがとうございます。すごく嬉しくて・・・あの・・・どうお礼を申し上げたらよいのやら・・・皆さん本当にありがとうございます・・」
思わず涙が出てしまった。
タマ:「ちゃん、まだ泣くのは早いよ?」
晴一:「メインがまだじゃけぇ♪」
:「メイン・・・?!」
そう言えば昭仁の姿がない・・・どこ行っちゃったんだろ・・・晴一さんは楽しそうに笑ってるし、タマちゃんは何か企んでそうだし・・・。
って・・・アレ・・・?!いつの間にスタッフの人達いなくなっちゃったんだろう・・・。
晴一&タマ:「じゃ、後は王子にまかせるけぇ」
:「えっ!?」
そう言って晴一さんもタマちゃんも行っちゃった・・・。残されたのは私1人。
『ガシャンッ!!』
え!?ブレーカー落ちた音しなかった?!ってかもう暗いじゃん。
でも・・・本のろうそくが灯かりとなって照らしてくれるから全然平気・・・。ろうそくの力ってこんなに大きかったっけ?!
昭仁:「!!」
:「きゃっ!!昭仁?!」
昭仁:「お誕生日おめでとう!!喜んでもらえるか分からんのじゃけど・・・わし歌作った曲聴いて?」
:「私の為に・・・?ぅ・・うん!!!」
そうやって昭仁は愛が呼ぶほうへのようにオルガンを弾き始めた。
どうしてだろう・・・歌ってこんなに心の奥まで貫くものだっけ・・・?
こんなに涙が流れるっけ・・・?昭仁の声が胸へと染み込む。
昭仁が奏でる1つ1つの音に私は涙をこらえる事が出来なかった。
愛が呼ぶほうへのような優しいメロディ。私だけの歌。
私だけが今、昭仁の声を独占してるんだ・・・。ずっとこのままだといいな・・・。
時間止まってくれないかな・・・?大好きだよ、昭仁。
昭仁:「どうじゃった?!あぁ〜緊張したっ!!」
:「うん・・うん・・もう・・・言葉に出来ない・・・くらい・・・嬉しいよ。優しいメロディで・・・大好き」
昭仁:「よかった!!泣くのはまだ早いんよ?こっからがわしにとっちゃ本番」
:「え・・・・?」
昭仁:「目を閉じて左手出して?わしがいいって言うまで目開けたらいけんよ」
:「うん・・・。左手・・・?こんな感じでいい・・・?」
そう言って左手を昭仁に向けて出す。
なんだか指がくすぐったい。昭仁に触れられてると安心する。
昭仁:「えぇよ」
:「・・・・・え!?昭仁、コレ・・・!!」
昭仁:「その〜何ね、色々と考えたんよ?!でもそろそろじゃってわしは思ったけぇ・・・
はまだそんなこと思っとらんかったかもしれんけどわしは一生と人生を送りたいんよ。じゃけぇ・・・その・・・結婚しよう!!!」
:「・・・昭仁・・・うん・・私もずっと昭仁の側にいたい。私でよければよろしくお願いします」
昭仁:「何!?Okじゃってことよのう?!おっしゃぁぁぁぁ!!!・・・はぁ・・今までで1番緊張した」
:「昭仁、大好きだよvvv」
昭仁:「わしもvvvもしかしてムード的にわしんこと誘っとるんじゃろ?!
後で家に帰ったらたっぷりいただくけぇvvチューしょっかvv」
:「ぇえ〜!!!・・・・ぅん」
・・・・・!!ん!?電気がついた?!これには昭仁は驚きを隠せない様子。
晴一:「チューまで話は聞いとらんけぇ終了〜」
昭仁:「最悪じゃっ!!お前ら邪魔して楽しむつもりだったん?!」
タマ:「わしらは協力者よ!感謝せぃ!!」
:(クスクス)
昭仁:「!!笑い事じゃないんよ?!わしらのチューをダメにしょって〜!!」
晴一&タマ:「じゃけぇ、そこまでは聞いとらんけぇ」
昭仁:「聞いとらんくても空気読んでぇよ〜!!」
今日は生まれて1番最高の誕生日だった。
後で晴一さんとタマちゃんに話を聞いたら、昭仁は1週間前から悩んでこの計画を思い付いたんだって。
忘れられてるって不安になってゴメンね。
こんな幸せな計画立ててくれてるなんて思わなかったから・・・。
昭仁、本当にありがとう☆
おしまい☆
原案 ゆっかん様 04/07/10 誕生日プレゼントとして頂きました。ありがとうございます^^
up15:04 2005/03/30結構打つの遅いのでやっとここまでこれて安心。ゆっかんちゃんへのファンコールはみんなのページにしてえぇよ。byラッキーガール